「いちばんやさしいWordPressの教本」第5版とトップ画面スライドショーのバージョン差異について
■「いちばんやさしいWordPressの教本」第5版について
デジタル屏風では、ホームページのサイトを複数管理しています。これらのホームページの初期構築においては、WordPressを使用し、「いちばんやさしいWordPressの教本」(インプレス社)を参考文献として使用してきました。初期構築においては2014年初版の第2版を購入し使用しました。非常にわかりやすく丁寧に書かれています。
この第2版では、BizVektorというプラグインが使われており、トップ画面の表示方法や、メニューの表示方法に関して大きな役割を果たしています。しかし2018年にBizVektorのサポート中断の方針が示され、BizVektorの資産をそのままにしてLightningというテーマへの移行手順が示されました。筆者もBizVektorのサイトでのアイキャッチ画像が正しく表示されないというトラブルに直面し、その時点でこのBizVektorからLightningへの移行を実施しました。しかし初期構築から隅々まで気を配っているサイトを、プラグインの移行をしただけというサイトでは色々なところに対する配慮が違ってきます。そんな思いを持っていたところ、「いちばんやさしいWordpressの教本」の第5版が出ていることを知りました。
第5版の初版は2021年6月になっています。本書の構成は基本的には第2版と似ていますが、今までBizVektorで書かれていた操作手順がLightningで記述されており、ホームページの維持管理を行う上で非常にに役立ちます。
■Lightningでスライドショーが表示されないトラブル
WordPress+Lightningでホームページを運用していますが、WordPressとそのプラグインをアップデートして、トップ画面のスライドショーが表示されないというトラブルに遭遇しました。
WordPress管理システムの「外観」、「カスタマイズ」、「lightningトップページスライドショー」を開くと当該スライドショーのスライドに関する指定を見ると、推奨画像サイズが1900x600pxとなっています。一方バージョンアップ前に登録してあった画像サイズは950x250pxです。これが原因と推定し、画像を1900x600pxのものに置き換えました。
画像を置き換えたところ、スライドショーが正しく表示されるようになりました。
操作とその結果から推察すると、スライドショーで使用する画像データのサイズにバージョン間で差異があり、当該バージョンに適した画像サイズを指定しないと正しく動作しないようです。