光音共演コンピュータの無線通信化

音楽に光が連動する光音共演コンピュータの通信を無線化し、LEDをどこにでも置けるように検討しています。ある書籍で、Arduino間のシリアル通信をXBEEを使って無線化できるということを目にして、複数の書籍を調査しました。特に「Arduinoプログラム全集」(国野亘著)は色々な構成やサンプルプログラムがあり参考になりました。

ZigBEE通信方式の設計

光音共演コンピュータを無線で通信させるためには、以下のような構成が良いと判断しました。

子機側である程度の計算処理を行うにはArduinoが必要。ZigBEEにもGPIOがありますが、Arduinoで行えるようなきめ細かい動作(アナログ入出力など)ができないというのが見解です。WirelessSDシールドが必要かどうかは文献により構成が異なります。そして、Arduinoを子機側で使うには電源の供給をどうするのかという課題があります。電源の供給についてもArduinoにはACアダプタの電源が望ましいとの記述もありました。動作時間の長さの問題があるのかも知れません。とりあえずZigBEEとArduinoで併せて9Vの電源で動作するという想定です。

親側でArduinoを付けた場合、子機との間で簡単なシリアル通信ができるというメリットがありますが、その簡略さのためにArduinoを購入するのは無駄ではないかと考えました。

無線モジュール通信方式の選定

ZigBEEのWiFi通信モジュールがあり、RN-42XVPというBluetooth通信モジュールも「前記Arduinoプログラム全集」には紹介されています。WiFi通信モジュールは室内に無線ルータがある場合には非常によいと感じました。逆に無線ルータがない状況では、これをあわせて導入するというのはハードルが高いと感じました。BluetoohについてはこれもPCのBluetooth通信を必要としているので、こちらもハードルが高いという認識です。

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