【情報共有】レンタルサーバー上にWeb/DBシステムを構築する方法

デジタル屏風では、情報発信をするホームページの構築をさくらインタネットのレンタルサーバ上で行っています。このホームページ構築用レンタルサーバでWeb/DBシステムが無償でごく簡単に構築できることが確認できました。

複数のユーザでデータを検索したり、登録したりというニーズに答えるため、Web/DBシステムが必要となります。一般にWeb/DBシステムの構築のためには、以下の3つのソフトウェアが必要となります。

①Webサーバ(Apache等)
②プログラミング環境(PHP等)
③DBMS(MySQL等)

さくらインタネットのレンタルサーバでは、上記3つが無償で提供されており、ごく簡単な設定で構築できることが確認できました。

①Webサーバ(Apache)

さくらインタネットのレンタルサーバでは、Webサーバを意識することなる利用できます。レンタルサーバ用に払い出されたURLをブラウザから指定するだけです。Webシステムで必要となるポート番号の指定やWebサーバの起動および停止は行う必要がありません。

②プログラミング環境(PHP)

さくらインタネットのレンタルサーバではPHPがインストールされています。PHPプログラム中のPDOの指定で、データベースサーバ名(サーバコントロールパネルで表示される値)、データベース名(契約者固有の文字列をサフィックスとしてつけた識別子)、ユーザ名、パスワードをさくらインタネットから払い出されたものを指定します。PORT番号の指定は不要です。これらを変更することで簡単にプログラムが動作しました。PHPプログラムはさくらインタネットから払い出されたホームディレクトリの下のWWWの下のフォルダに格納することが約束事のようです。PC側のプログラムのサーバへの転送はフリーのファイル転送ソフトウェアが利用可能です。

③データベース環境(MySQL)

さくらインタネットのレンタルサーバ(スタンダード)では、MySQLデータベースを20個まで作成できるようです。文字コードをUTF8に指定して用途ごとに新規のDBを作成します。データベースをGUI画面を通して対話的に操作するPHPMyAdminはサーバコントロールパネルの「データベースの設定」から「管理ツールログイン」をクリックすることでスタートできます。ただしMySQLのユーザの作成は「権限がない」というエラーで実行できませんでした。

筆者もWEB/DBシステムの構築を進めて行きます。

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