マルチポッドとスマホを使った撮影経験
■高い所から撮影するためのマルチポッドの利用経験
筆者は山にハイキングに良く行きますが、高い所でも木々が視界を遮るケースを度々経験しています。あと少し高い位置から撮影できればという思いを何回かしてきました。その解決策として考えたのがマルチポッドの利用です。今回購入したのは、SLIK社のマルチポッド 3x4Rという製品です。(ヨドバシカメラで6780円)。自撮り棒用途のポッドが市場に数多く出ているようですが、今回は自撮り目的が主ではなく、できるだけ高所からの撮影およびシャッターのリモート制御という観点からこの製品が一番適していました。
機能的には、スタンドポッド、テーブル三脚、手持ち三脚、自撮り棒の4つの利用形態があり、利用できるカメラとしてはデジカメ、スマホ、アクションカムの3つが利用可能です。ポッドの長さは最大で930mm。スマートフォン(iPhoneで動作確認済、Androidでも動作)で利用した場合、リモコンでカメラのシャッターを切ることが可能です。
■スマホのマルチポッドへの装着
スマートフォンホルダーにスマホを固定することができます。装着できるスマートフォンの幅と厚さがパッケージに示されており、筆者のiphoneはこの範囲でした。ホルダーのばねはかなり強力で、引っ張り上げるのに力が要ります。逆に一回固定してしまえば安定されることができます。
■リモコンとの連携
スマホとBluetoothで通信するリモコンでスマホカメラのシャッターを制御することができます。
リモコンはCR2032という小型の電池を電源としており、電源をONにした状態でスマホとのBluetoothペアリングを行えばOKです。
■静止画および動画撮影の制御
スマホで静止画を撮影する時には、指でシャッターをタップし、シャッターを切りますが、リモコンを利用する場合はボタンを一回押すことで制御できます。動画を撮影する場合には、指でシャッターをタップし、撮影終了時にもう一度シャッターをタップしますが、リモコンで制御する場合にはそれぞれリモコンボタンを押すことにより、動画撮影の開始と終了を制御することができます。