電子工作の電源供給について(DCジャックの利用)

デジタル屏風では音楽に光が連動する光音競演コンピュータの開発を行っています。お客様の困り事を解決するために新しい製品の開発に取り組んでいます。

今回の話題は電子工作の電源供給です。電源の供給は製品の携帯性や、電池交換もしくは充電の実行など管理の問題に影響がある重要事項です。

光音競演コンピュータは必ずPCとペアで使うため、USBから電源(5V)の電源を供給していました。USBバスパワーです。

今回はPCとはペアにしない製品を考えているので、電池(DC)もしくはACアダプターでの電源供給を考えています。電池は屋外で利用する場合に有効である一方、屋内の場合には電池の消耗を避けるため、ACアダプターの利用が好ましいです。電池とACアダプターのいずれでも利用できる部品がDCジャック(3端子;パネル取り付け型)です。ACアダプターのプラグが差し込まれるとACから電源を取り込みますが、ACアダプターのプラグが外れると電池から電源が供給されるものです。このような素晴らしい機能が簡単な物理的な仕組みで実現できているのは驚きです。スピーカーシステムでも、イヤホンジャックにプラグを差し込むとスピーカーに電気が流れないようになりますが、同様と思います。本DCジャックは秋月電子にて1個120円で購入しました。ちなみにDCジャック(2端子)というものは、ACアダプターからの電源供給のみとなり、電源の切り替えは出来ません。

DCジャックと電池の接続方法についてはネット上の情報を参考にさせていただきました。以下の通り接続することで、電池とACアダプタの両方から電源供給できることを確認しました。DCジャックの接続端子の形は多様ですが、それぞれ接続する端子の位置は変わりません。電解コンデンサは製品稼働中の電源切り替えを意識したものとのことで、それがなければ不要との解説がありました。

ACアダプターは12Vのものを秋月電子で約750円で購入しました。中国製。電気製品の安全基準を満たしています。

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