USBマイクの動作検証
■USBマイクの検証
音楽に光が連動する光音共演コンピュータでは、マイクから入力した音の高低に応じて光の色を変えるコンピュータを開発しています。
PCについている3.5mmプラグにマイクを差し込むのではなく、PCのUSBインタフェースに差し込むマイクがあるので動作検証しました。使ったのはサンワサプライ社のMM-MCUSB25という機器で市価約2,000円のものです。マイクに電源のON-OFFを制御するボタンと、音声入力をコントロールするMUTEボタンが付いています。
3.5mmプラグに差し込むのはPCに内蔵されたマイクの延長として認識されますが、USBに接続したマイクの場合はこれと違った認識をPCによってされます。Windows10のコントロールパネルのサウンドで見ると、USBマイクを接続した直後に入力デバイスがマイク(USB PnP Audio Device)と変わります。
しかしこのUSBマイクの電源をOFFにするとすぐにサウンド入力デバイスが内蔵マイクに切り替わります。どうやらUSB接続されたマイクが内蔵マイクより高い優先順位になるように設定されています。当該マイクには電源ON-OFFを制御するスイッチの他に音声の入力を一時的に社団するMUTEスイッチも付いています。MUTEをONにしたときにも、入力が内蔵マイクに切り替わります。
USBに接続されたマイクはWindowsには別の装置番号として認識されます。その番号はマイクのプロパティで識別できます。この画面で1チャネル(数字は0から始まる)と書かれている場合には、光音共演コンピュータのinputaudioコマンドでデバイス番号に1を指定すれば正しく動作することを確認しました。
なお本製品を最初に購入したとき、MUTEボタンを押してもコントロールパネルのマイクのテストを見ると、音声の入力し続けていました。サンワサプライ社のサポート部門にこの権を問い合わせたところ、製品の初期不良と思われるので販売店に連絡を取ってほしいとのことでした。本当に初期不良なのか、半信半疑ながら販売店で別の商品に交換してもらったところ、MUTEボタンが正しく動作しました。