USB-DACの使用経験(Creative社Sound Blaster PLAY!3)
デジタル屏風では、音の周波数に応じて音量を調整する音質調整スピーカーの開発を行っています。
筆者は音楽をPCを通して聞いていますが、PCとスピーカーの接続は3.5インチプラグを通して行っていました。
しかしPC内のデジタルーアナログ間の変換を行うと、再生や録音のタイミングで、雑音を生じてしまうことが複数の文献(「フリーソフトを用いた音声処理の実際」(石井直樹著)等指摘されています。雑音の程度は、PC内部のサウンドデバイスの特性というよりも、PC内の配線などの考慮によって異なることが指摘されています。この雑音はデジタルーアナログ変換をPC外で行うことで抑止できるということで、USB-DACという装置がこれに該当します。今回Creative社のSound Blaster PLAY!3(約1500円)を購入し、USB-DACの効果を試してみました。
本デバイスには、USB側の接続と、スピーカー/マイク側接続口があり、それぞれを接続します。
接続の様子。マイクとスピーカーインタフェースがあるので、今回はスピーカーインタフェースに接続します。
そして音楽を試しに聞いて見ると、音楽がクリアになったように思います。また音量についてもパワーアップしたようで、例えば今までPCのボリューム設定を値10でちょうど良かったものが、値5ぐらいでちょうど良くなったのです。商品の説明を見ると24bit/96kHzのハイレゾDACとして書かれています。今回はハイレゾの音楽を流してないのでこのあたりの効果は実感できませんが。1500円でできる音質の改善ということでお勧めします。