Windowsレジストリ設定変更時のTrustedInstallerユーザの扱い

デジタル屏風では、音に光が連動する光音競演コンピュータを複数のPCで連係動作するデモを用意しています。そのためにレジストリの設定変更が必要となりました。レジストリの変更は、システムの動作が不安定になるという注意がされていますが、Microsoft社のサポートの公開情報でレジストリの変更が解決策として記述されているので、特にためらうことなく設定変更を行っています。しかしレジストリ値変更前の所有者の変更(当該レジストリを右クリックして表示されるプルダウンから「アクセス許可」を選定)で、administratorsに変更できないというトラブルが発生しました。

当該レジストリの所有者はTrustedInstallerとなっていました。TrustedInstallerとは、一部の会社で情報漏えい防止のために使われている、ローカルディスクへの書き込みを禁止するなどのセキュリティソフトTrustedPCのインストールユーザです。当該PCは中古品として購入したもので、購入前にTrustedPCとして運用されて、その設定が残っているものと想定します。まずは所有者を変更しないと、アクセス許可もできないという状況でした。

そこで下記のように所有者をAdministratorsに変更したあと、アクセス許可を行うことができ、レジストリ値を変更することができました。

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