動画作成時のステレオ音源の利用について

■空間的な広がりを感じさせるステレオ音

ステレオ音は左右のスピーカーから出る異なる音により空間的な広がりを感じさせてくれます。YouTube等で共有する動画でステレオ音データを利用することもあるかと思います。音の作成から視聴までステレオへの対応を確認する必要があります。

ステレオスピーカー

■ステレオ音の作成に必要なレコーダーおよびマイクについて

デジタルで記録されているステレオ音は一つの音ファイルの中に二種類の音データが記録されています。音楽CDの場合は、全てがステレオで記録されているかと思います。自ら音データを作成するときには、ステレオ対応のレコーダーを利用する必要があります。

下記はステレオ録音に対応したレコーダーで二つのマイクが左右についています。

ステレオレコーダー

下記のようなマイクではステレオ録音ができません。

カメラ用マイク

■ステレオ音出力端子の確認について

ステレオ音のスピーカーやヘッドフォン出力についても確認が必要です。下図の左はステレオに対応したイヤフォンジャックですが、右側はモノラル対応のイヤフォンジャックです。ステレオは電源とアースの他に2つの音データを流すので4つの接続部分があるのに対して、右のモノラルでは音データは1つのため3つの接続部分となっています。ステレオに対応したイヤフォンジャックが必要です。

ステレオマイクジャック

■動画編集時のステレオ/モノラル音の利用について

VideoStudioなどで動画を編集するとき、カメラから取り込んだモノラル音とCDなどから取り込んだステレオ音が混在することがあります。これらは音ファイルとしてそのまま引き継がれるので、ステレオ音は動画上でもステレオ音のままになります。

 

 

 

 

 

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