デジタル騒音計の使用経験
デジタル屏風では、音楽に光が連動する光音競演コンピュータの開発を行っています。現在加齢による難聴の困り事を解決する新製品を開発するべく調査を行っているところです。
かねてから気になっていたデジタル騒音計を購入して使ってみました。通常は1万円位するものが多いようですが、筆者がヨドバシカメラで購入したものは約2500円と格安の商品です。ボタンを押すと簡単に騒音を計測することができます。
まず音の大きさについてです。筆者が加齢による難聴を調べる過程で音圧レベルについて以下のように雑誌「よくわかる補聴器選び」でふれられていました。しかし実感としてはなかなか沸いていませんでした。
今回騒音計を使って計って見ると以下のような感じでした。
◆地上を走る電車の中もしくは2車線道路の近く:70~80dBA
◆郊外の駅前広場:60~70dBA
◆自宅室内(だれも話していない、TVもつけていない):40~50dBA
どこにいても40dBA以上の音はひっきりなしに我々の耳に入ってくるのを実感しました。静かな環境というのは希少なものですね。筆者の母は加齢による難聴で50dBA以上でないと聞こえないという診断をされました。静かな部屋で自然に聞こえてくる音はほとんど聞こえていない、ということになります。
生活環境をデジタルに判断する上でも、騒音計は有用です。