動画撮影時モバイルカメラ利用のすすめ
YouTube等にアップロードする目的で動画を作成するときに、画面に動きがなく、見た目に物足りなく感じることがあります。このような場合には、モバイルカメラが有用です。歩きながら、自転車に乗りながら、等動きながらダイナミックな動画の撮影が可能です。筆者はPanasonic HX-A100(市価:約1万円)を利用しています。
カメラを自分の頭にヘッドセットして撮影ができます。撮影中の動画はスマフォでチェックできます。
レンズは下記のようにシンプルになっています。上下は筒状のレンズに印が付いていますが、いざ撮影するとなると、手元の動きで少しずれやすくなります。温度差でレンズが曇ったりもします。
機器内にUSBインタフェースがあり、PCと接続できます。PCの接続デバイスとして利用することができます。
■オートフォーカスの問題解消
モバイルでないデジタルカメラではオートフォーカスが普通なので、オートフォーカスで動きながら撮ると焦点が常に変わりっぱなしという見にくい動画になってしまいます。このモバイルカメラでは、モバイルでないデジカメのようにピントは鮮明にならない代わりに、焦点が変わりっぱなしという問題点が解決されます。
■画質はそれほど高くない
画素数についてはフルHDでの撮影が可能ですが、カメラ内のセンサの違いでしょうか、一眼レフカメラで撮影した動画に比べると画質は落ちてしまいます。
■水中撮影に活用
私は泉の中のにじますをこのカメラで動画撮影しました。深さ20cmほどの水面下のきらきらの世界を捉えることができ大満足でした。水中カメラは他にもありますが、今回のように自身は水に入らずにカメラだけ水中に沈める撮影方法を有効に使うことができると思います。
動画の撮影レパートリを豊かにするため、モバイルカメラの利用も検討されてはいかがでしょう。