iPhoneで撮影した動画をVideoStudioで編集するときの問題点と回避策
デジタル屏風では音の周波数領域に応じて音量を調整できる音質調整スピーカーを開発しています。
iPhoneで撮影した動画をVideoStudioで編集しようとしたときに問題が発生し、その回避策を示します。まずはiPhoneで撮影した動画をPCに取り込み、Windows上で再生するまで(icloudからのファイルの取り込み、CODECエラーの解決方法)についてはこちらのブログをご覧ください。iPhoneで撮影した動画がWindows上で再生できるようになってからの回避策を記述します。
◆VideoStudioでmovファイル取り込み時のエラー
まずIPhoneから移動したmovファイルをVideoStudioに取り込むと画面が真っ白な状態になってしまいました。
これでWindows上でCODEC未対応に対応できてもVideoStudioでは対応できないことがわかりました。よくあるご質問を見るとコーデックが非対応の場合読み込めませんという説明です。
◆回避策:Windowsで動画を再生しスクリーンキャプチャする
Windowsで再生できるようになったiPhone撮影の動画をPC上で再生し、Corel ScreenCapを使って画面キャプチャをとる回避策を考えました。
事前準備として以下が必要です。
①PCのディスプレイの画素数をできるだけ細かくすること
筆者のデスクトップのPCは比較的大きいので画素数を1920×1080に設定しました。これでフルHDの画素数になり、映像の質としては十分と判断されます。
②PCのマイク入力を100%にすること
ScreenCapで画面キャプチャするときに音の入力を元ファイルのままとするためにWindows の設定でマイク入力を100%に設定します。
③再生中はPCに負荷をかけないこと
画面キャプチャ中にPCに負荷がかかると画面がスムーズに表示されないので、できるだけ負荷をかけないように注意します。
以上を実施することで、wmvファイルができ、これをVideoStudioに取り込むことができました。