人感センサーの活用について
■人感センサーの活用について
デジタル屏風では、画像、映像、音などのデジタルメディアを活用するために各種センサとコンピュータを組み合わせて有効活用する事業です。
筆者宅ではトイレのウォシュレット(TOTO社製)を最近買い換えました。新しいウォシュレットは、トイレ内に入ると自動で便器内で少量の水が噴霧され便器の使用に備えます。良く見ると、下の写真のように便座付近に人感センサーがついています。
筆者も人感センサーを有効活用できないか、色々考え試したことがあります。そのとき使用したのが以下のセンサーです。秋月電子で約500円で購入しました。人を検知すると、白いカバーに覆われた赤いLEDが点灯します。
裏面は以下のようになっています。インタフェースとしてはGND(アース)、VCC(電力の供給)、OUT(センサーの出力)となっています。これらのインタフェースは音声検知に使用するマイクと同じです。
筆者の試験において人感センサーの感度は正確でした。センサーから1メートルくらい離れた位置に立つと、人感センサーが検知しました。何か良い応用領域はないかと考えていましたが、そのときは新規の適用領域が思い当たりませんでした。
今回便器につけられた人感センサーを見て、人感センサーの信頼性が高いことを実感しました。また一度検知したらしばらくは検知を停止するなどのプログラムロジックがウォシュレット内に組み込まれていることを想定し、ウォシュレットも立派なコンピュータであることを感じました。