防犯用ダミーカメラとセンサーライトの利用

デジタル屏風では、音の周波数に応じて音量を調整できる音質調整スピーカーを開発しています。現在屋外で利用できる監視警報システムを試作中です。

筆者の住むマンションの近くには川があり、河川敷でバーベキューを行う人々がゴミ―をマンション内に不法に投げ捨てたり、立小便をしたりという迷惑行為が発生しています。このような迷惑行為に対応するために防犯用ダミーカメラとセンサーライトの利用を検討しました。その利用経験を記述します。

本マンションでは既に監視カメラシステムを導入していますが、それでも迷惑行為を抑止することができず、屋外に不法投棄や立小便を行う人の目につくダミーカメラを置く案を検討したのです。監視カメラを導入した会社ではダミーカメラを扱っておらず、ホームセンターで購入して設置することにしました。

◆ダミーカメラの選定

ホームセンターの防犯コーナーにはいくつかのダミーカメラが店頭に並んでいます。それらのうち、防雨ダミーカメラ(約1700円)を購入しました。

本ダミーカメラは、明るさセンサー(CDS)を内蔵し、人が近づくと赤色LEDが点灯し、カメラの首を左右に振るというものです。

●電池消耗度合い

本ダミーカメラは、単三電池2本で動作します。1日15回の動作で約3カ月間動作するとのことです。ダミーカメラの設置場所は人通りが多く、1日100回以上動作する想定です。電池をすぐに消費してしまいそうです。また電池の交換も少し大変で、設置場所に固定した結束バンドを都度外さなければなりません。筆者の所感では首振りは不要で、その動作は省略して電池の消耗を減らしてほしいと思いました。このような事情から結局電池は入れないことにしました。また防犯カメラ設置の立て札はホームセンターで販売されています。

●ダミーカメラが利用しているCDSセンサー

本ダミーカメラではCDSセンサーを使って人が近付いたかどうかを検知するものです。光の変化を検知して反応するので、100ルクス以下のくらい場所では反応しにくい場所があると注意書きにあります。また照明のすぐ近くには取り付けないでください、ともあります。今回はセンサー機能は利用しませんでしたが、センサーの検知方式については注意が必要です。

◆センサーライトの検討

ダミー防犯カメラの導入に際しては、防犯ライトの導入も検討しました。ホームセンターにて約2000円で下写真を購入しました。単2電池3本で動作します。人が近付くとLED(3.0W)が点灯し、アラーム音を鳴らすことができます。1日10回の使用で約1年間利用できるとのことです。アラーム音は最大音量でもやや小さいです。雨がかかる場所での利用も想定されています。赤外線センサーを使用しており、暗いところでも人を検知することができます。検知範囲としては最大約8mと注意書きに記されています。

こちらは今回の迷惑行為撃退には利用しませんでした。理由としては光と弱い音では撃退には弱いと感じたからです。もう少しインパクトのある手段でないと撃退には向かないと思ったからです。

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