監視警報装置でひよどりを検知
デジタル屏風では人感センサ、音声合成プロセサ、アンプ、スピーカーを組み合わせた屋外で利用できる監視警報装置を試作しています。
現在この製品の機能性を確認するため、試験を行っています。
筆者の住居付近にはひよどりが多数住んでおり、ベランダで育てている小松菜がひよどりに根こそぎ食べられてしまうという被害にあっています。小松菜は金網やネットで守られていますが、金網の隙間から首を突っ込んで食べてしまうのです。
◆ひよどりによって食べられた小松菜
ひよどりの被害は小松菜だけではありません。ひよどりが来ることにより周囲に所構わずフンをするので、美観を損ねるということもあります。
◆ひよどりのフン
そこで監視警報装置を使ってひよどりを検知し退治できるかどうかを試してみました。
◆ベランダに置いた監視警報装置
設置後しばらくしてひよどりが来ました。そしてスピーカーから「警察に通報します」という比較的大きな音声を発しながら、LEDを光らせました。しかし残念ながらひよどりは逃げませんでした。言葉を理解しないのはわかりますが、音には驚かないのでしょうか。LEDは昼間ということもあり光っても目立ちません。しかしひよどりを検知し、その来襲を人間に知らせるという役割は果たしてくれました。引き続き評価を継続します。