PCの不良ブロックが修復しなかった件

デジタル屏風では音の周波数領域ごとに音量を調整できる音質調整スピーカーを開発しています。デジタル屏風では複数のPCを使っていますが、先日1台のPC(Windows10)でディスクエラーが発生し、PCのOS機能の一部が使えなくなるトラブルが発生したので、その対応経緯を記述します。

0.PCトラブル発生の心構え

筆者は長年IT業界でPCを使ってきました。PCのトラブルでPCが起動しなくなるという他の人のトラブルも耳にしてきました。このときに重要なのは重要なデータを日頃からバックアップしておくこと、PCの不調に気が付いたらすぐに新しいPCへの乗り換えの準備を始めることです。特に不調なPCの起動に成功した場合、OSをシャットダウンせず、立ち上げたままにしておき、新しいPCへの移行をすばやく行うというのがポイントです。多くの場合PCの不調は徐々に進行するので、症状が悪化する前に新しいPCへの移行を進めます。今回はこの方針で無事対応することができました。Windows10の修復機能は今回の事象については効果がありませんでした。

1.PCトラブルの事象

PCの電源をONし、Windows10を起動したときにWindowsの起動ボタン(PCの画面左下のWindowsのマーク)が反応しない。このためプログラム名を指定してのOSおよびアプリケーションの実行ができない。

いくつかのファイルをアクセスするとファイルシステムのエラーが表示される。

PCのディスクアクセスのランプはつきっぱなしです。

2.トラブル対応経緯

Windowsの起動ボタンは反応しない状態ではありましたが、エクスプローラーを起動することができたので、Cドライブのエラーチェックを行いました。プロパティ→ツール→チェックを選定する手順です。

次に「ドライブのスキャン(推奨)」を実行します。

スキャン中は処理予想時間がどんどんと長くなります。最大で12時間となりましたが、その前に修復の画面が表示されました。

修復を要求する画面が表示される。

スキャンして修復を実行します。

デバイスに不良ブロックがあるというレポートがされます。

詳細を見ると、たくさんのエラーがイベントログに出てでているのがわかります。

ここで修復を行いましたが、使用中のドライブを修復することはできませんというメッセージが表示され、OSの再起動が求められます。

再起動すると修復が行われます。約2時間かかりました。

再起動と修復が完了後、起動されたOSでスタートボタンを押しても反応がありませんでした。何も事象が変わらないということです。

ここでエクスプローラで当該ディスクがどのように認識されているのか見てみたら、エラーは検出されませんでしたという表示がされました。

エラーが検出されない状態でドライブのスキャンを実行すると、またエラーが検出されました。壊れたファイルは修復では直らなかったという結論になりました。

3.結論

PCのディスク障害の修復はWindows10の修復では直りませんでした。しかし必要なファイルをエクスプローラを使ってUSBメモリにコピーすることができたので、PCの資産は失うことなく新しいPCにコピーすることができました。

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