砲弾型LEDの明るさの比較
デジタル屏風では音楽に光が連動する光音競演コンピュータの開発を行っています。真性品を開発するため日々試作を行っています。砲弾型LEDについて、同じ電流でもその明るさに大きな違いがあります。以下は緑色の砲弾型LEDです。
一方こちらは別の黄色のLEDです。同じ電圧、電流、抵抗、環境で撮影しました。
明らかに明るさが異なります。「電子回路入門」(千葉憲昭著)によると、LEDの明るさはカンデラ(cd)という単位で表されるとのこと。1カンデラはろうそく一本の明るさとのこと。そこで改めてLEDのパッケージを調べて見ると、上記緑色のLEDには以下のように記載されていました。45000mcd=45cdでろうそく45本分の明るさです。
一方上記黄色のLEDパッケージには、以下のような記載です。1500mcd=1.5cdでろうそく1.5本分にしかなりません。同じ20mAの電流を流しても、上記緑のLEDの30分の1の明るさです。
RGB3色の砲弾型LEDを調べて見ても、各色によって明るさに大きな差があるようです。
また最大輝度を出すときの必要な電流についても製品ごとに差がありました。
砲弾型LEDを選ぶときにはLEDの明るさについて注意が必要です。