聴覚は脳の活動と密接に関連しており、認知症の発生の最大起因は難聴であるとの調査結果があります。加齢による難聴では、周波数の大きい(高い)音から徐々に聞こえにくくなっていくとされています(週刊朝日MOOK「よく聞こえないときの耳の本」より)。加齢による難聴では、30歳くらいから徐々に進むので気づきにくいという特徴があります。それならば高い音だけ分離して聞いてみれば、加齢による難聴の進み具合がわかるのではないか、そして対策も取れるのではないか、と考え周波数別のサイン音サンプルを用意しました。サイン音はCプログラムで生成したものです。PCもしくはスマフォの音量を調整し、ご確認下さい。9000Hzまでは聞こえることを確認したのですが、10000HZはPCのデバイスによる問題なのか、筆者の耳の機能によるものなのか、音を識別することが出来ませんでした。