マイクによる音声入力
動画や音楽をPC上で楽しむ。そのために、人間の耳が知覚できる音をデジタルデータとして取り込む重要な役割を果たしているのがマイクロフォンです。ここではマイクロフォンの動作や仕組みを理解するための情報を記述します。
音の高低に応じた色の光をほぼリアルタイムに発する光音共演コンピュータでは、安価な市販のiBUFFALO社のマイクロフォン(BSHSM03BK)を利用しています。
このマイクロフォンでは、周波数帯域:100Hzから10000Hzまで対応しています。
高感度マイクアンプキットを使って、パソコンに音声データを入力できるマイクロフォンを手作りすることができます。秋月電子通商で500円で購入した高感度マイクアンプキット(K-05757)の画像が以下です。
このマイクアンプキットは、以下の仕様書で示す通り帯域50Hz~16000Hzに対応しています。上記のiBUFFALOのマイクロフォンより少し広い帯域に対応しています。
このアンプキットには3つのインタフェースがあります。
VCC:電源、GND:アース、OUT:マイクが検知した音量を電気データで送るインタフェース。
このマイクモジュールの3つのインタフェースを繋ぎ、3.5インチミニプラグに接続すると、上記iBUFFALOのマイクロフォンと同じ機能を果たすマイクロフォンが完成します。
実際にPCのマイクジャックに接続して、正常動作も確認できました。
PCの音声を取り込むマイクロフォンがこのような小さな部品と比較的シンプルは仕組みにより実現されています。