バス車内でのデジタルサイネージの普及
■バス車内でのデジタルサイネージの普及
音楽や映像などのデジタルメディアを活用する利用方法の一つとしてデジタルサイネージがあります。
電車の中でのデジタルサイネージについて注目されていますが、バス社内でのデジタルサイネージも普及し始めています。下の写真はあるバスでの光景です。左側の料金表示のディスプレイの他に、運転手の背面にディスプレイがあり、そこで動画やスライドショーが表示されています。見ている人の注意を引くために広告だけではなく、天気予報や占いが適宜表示されています。
■バス社内デジタルサイネージの効果
バス社内のデジタルサイネージは、バス会社にとって広告収入になります。渋滞などで乗客が退屈しているときに注目されるので、一般の看板等に比較するとかなり注目されるのではと想定されます。デジタルサイネージのコンテンツはバス出動前に無線LANなどを使ってSTB(Set Top Box)にダウンロードされるのでしょう。動画などは比較的記憶容量を必要としますが、低価格ルータなどで高速通信が実現することが可能となり、バスのような動作環境でも安定して運用できるようになっています。
■デジタルサイネージ用STBとPCとの相違
デジタルサイネージが使用しているSTBはPCと基本的な機能は同じです。違いとしては、防塵防滴機能が完備していること、動画やスライドショーをスケジュールできることが挙げられます。
もし防塵防滴が必要ない室内での利用であれば、動画やスライドショーのスケジュール再生はPCでも可能です。デジタル屏風では、動画の自動再生ツールを陸前高田の玉乃湯にて実装しています。