ドローンビジネスに関する書籍
デジタル屏風では音楽に光が連動する光音競演コンピュータ等、コンピュータとセンサを組み合わせています。先日参加したドローンセミナーで、ドローンに関心を持ちました。このセミナーでドローンビジネスに関する書籍が紹介されたので読んでみました。
◆「ドローンビジネス参入ガイド」関口大介他著
この本にはドローンとはどういうもので、どのように産業に利用されるか、ということが詳しく書かれています。この書籍を読むと、ドローンとセンサの組み合わせは当初想定していた以上に進んでいました。通常のカメラはもちろん、赤外線カメラなど各種カメラを搭載可能です。さらに土木現場での土の量を画像とソフトウェアを組み合わせて計算したり、特殊なセンサーを使って植物の生育状態を把握したり、そんなことまで出来るんだという読後感でした。ビジネスの内容としてはドローンの運転者としてのスキルが中心です。しかし運転者についても供給過剰の状態になりつつある現状が関連者のインタビューから伺えます。
◆「ドローンビジネスレポート」小池良次著
本書籍では米国におけるドローンビジネスの現状が中心となっています。
世界でドローン関連の開発およびビジネス展開がしのぎを削っている様子がわかります。特にAmazonなど流通業者が、奇抜とも思えるようなユニークなアイディアで物流を革新しようとしている様子がわかります。航空法の規制を受けない200g以下のトイドローンと呼ばれる小型のドローンに小型カメラを搭載することも行われており、やはりドローン関連技術は世界でしのぎが削られているのだと感じました。
人間の体は飛行機などに乗らないと空中に浮かぶことは出来ません。でも視覚や聴覚など各種の感覚はドローン等を通して空中などを移動することができます。こういった考えで新たな製品が開発できれば良いと思います。