動物と向き合う最新技術(朝日新聞より)

デジタル屏風では、デジタルメディアの活用をテーマに活動を推進しており、音楽の音の周波数に応じてリアルタイムに光が連動する光音共演コンピュータなどを開発しています。11月22日付け朝日新聞では、「動物と向き合う最新技術」の記事が掲載されていました。

シマフクロウの泣き声を判別するために、夜間山の中に人が入っていたものを、ボイスレコーダで録音し、そのデータをコンピュータで周波数解析し、短時間のうちに判定結果を出すというものです。ただしこの方式では、ベテラン捜査員の判断と7、8割しか合致しなかったとのこと。そこでさらにAIを使って、声紋を画像化し機械学習したところ、ベテラン捜査員と9割以上合致するようになった、と記されています。私の個人的な見解では、AIを使わずに7、8割合致できれば素晴らしいのではないか、と思いました。

さらに農作物に被害を与えるイノシシを檻で捕らえ、捕らえたことをインタネットで通知するIoTの事例が紹介されています。イノシシは体重が重いので、捕らえたイノシシを運搬するのは複数の人間が従事しなければならず、予め檻にかかったことがわかれば狙い撃ちで運搬できるというものです。関係者の話では少子高齢化という重要課題に対して有効な解決策であるとされています。このシステムはすでに40以上の自治体で使われている、とのことです。

最新技術の有効活用の事例を知り、やはり少子高齢化などの重要課題を解決する製品が評価されるのだと認識を新たにしました。

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