3DCAD Fusion 360の使い勝手
音楽に光が連動する光音競演コンピュータの筐体を3Dプリンタを使ってよりよいものにするということで、3Dプリンタを購入しましたが、3Dプリンタを使ってものを作るには3DCADデータが必要です。
予備知識はほとんどなく、人気ナンバーワンということで購入した3Dプリンタには、あまり詳しい説明が添付されておらず、ノズルとプレートの水平出しがうまくできず、にっちもさっちもいかなくなり電話で問い合わせて初めてWEBに導入に必要な手順が記述されていることがわかった次第です。3Dプリンタを購入するときに、ある機種は事前に構成してあるということの重要さを身をもって痛感したのであります。
3Dプリンタで実際にものを作るには、3DCADデータが必要になります。他の人が作成したインタネットで公開されているものもありますが、自分な必要なものについては自分で用意しなければなりません。3DCADには、有償、無償など様々なものがありますが、筆者が注目したのはFusion 360というソフトウェアです。これは有償ですが、30日間のお試し期間もあり、学生などには無償での利用が許可されているということ。市販の書籍も多数出版されており、学習コストが低いというのがメリットです。
ただしこのソフトウェアは、動作環境として結構ハイスペックなPCを要求しており、Windows10(64ビット)であれば、メモリ3GB以上など、要件を満たす必要があります。
要件を理解しハイスペックなPCにインストールして使って見ました。なぜかFusion360起動時にダンマリになるトラブルがよく発生しますが、それにもめげず繰り返し実行し、プログラムの動作を確認した次第です。
操作ガイドでは、動物の形をした(食べる)クッキーのテンプレートを例で紹介していますが、3次元で物を作るのは慣れが必要です。上面に穴を空ける設定についてもやっとのことで実現したというのが未経験者の実情です。