集音器を補聴器代わりに使ってみた
デジタル屏風では、音楽に光が連動する光音競演コンピュータの開発・販売を行っています。コンピュータを使って困り事を解決できないかという観点で難聴である筆者の母に集音器を試してみました。集音器は、補聴器と異なり医学的な認証を受けていない音響機器です。形状はほぼ同じ。価格は補聴器より格段に安く数千円くらいから購入できます。補聴器は価格が高いことがネックとなっており、集音器で目的を果たせるのであれば利用者にとっては助かるはずです。
筆者の母に試してもらったのは、MOMAKQという片耳用の集音器(約9000円)です。筆者自身がこの集音器を試したところ、それなりに音が大きく聞こえ、それなりの効果があるのではと思いました。
実際に筆者の母に試したところ、雑音が大きくてやっていられないということでした。高度の難聴の場合スピーカーの出力を大きくする必要があり、そのため雑音も大きくなると推察しました。雑誌「よくわかる補聴器の選び方」には補聴器には雑音のフィルタリング機能があると記述されています。全てではないかと思いますが、この集音器には雑音のフィルタリング機能がないのでしょう。長時間耳にあてるとなると、短時間ではなく長時間での利用経験が重要になると感じました。店舗もしくは耳鼻科で検診を受けた方が良さそうだということで、予定しているところです。