人感センサー(焦電型赤外線モジュール)の利用経験

デジタル屏風では、音の周波数領域に応じて音量を調整できる音質調整スピーカーを開発しています。

現在人感センサー(焦電型赤外線モジュール)を使った監視警報システムを開発中です。今回いくつかの人感センサーの評価を行ったのでその結果を報告します。

◆人感センサーの種類

ラズパイマガジン2019年2月号には、表形式で9種類の人感センサーが紹介されています。最大計測距離として約10mある以下の3つのセンサーに注目しました。

①Parallax PIRセンサー RevB

②PaPIRs 12m EKMC160311

③SB612A

①Parallax PIRセンサー RevB

筆者が雑誌を参考に最初に使った人感センサーです。最大計測距離30フィート(約9m)。出力はデジタルのみ。販売価格は秋月電子で約1320円/個。

当該人感センサーにはOUT(出力)、VCC(+)、GND(ー)の3つのピンがあります。

人感センサーが反応すると、フレネルレンズ内の赤いLEDが点灯し、センサーが反応していることがすぐにわかります。価格が他の製品に比べてやや高いのが気になりました。

②PaPIRs 12m EKMC160311

Panasonic社の人感センサー。最大計測距離は12m。出力はデジタルのみ。販売価格は秋月電子で約520円/個。OUT(出力)、VCC(+)、GND(ー)の3つのピンを持ちます。フレネルレンズ内にはなく反応してもLEDが点灯することはありません。電源投入時回路が安定するまでの時間は30秒です。

当該センサーの反応状況をチェックするため、Arduinoを使って確認しました。Arduino のサンプルプログラムにDigitalReadSerialというプログラムがあり、ArduinoUnoの2番にセンサーの出力を入力すると、Arduino IDEのシリアル通信モニタ機能(画面右上の虫メガネのアイコンをクリック)を使って簡単に調べることができます。

センサーから読み取った値がリアルタイムで画面上に表示されます。0はセンサーが検知していないこと、1はセンサーが検知したことを表しています。

Aruduinoに接続されたセンサーが動いている人間を正しく識別することが確認できました。当該センサーは家電製品でも使われているとデータシートに書いてあったので製品の機能性については安心しています。

③SB612A

SENBA SENSING TECHNOLOGY CO., LTDの人感センサー。最大計測距離は8m。出力はデジタルとオープンコレクター。秋月電子通商で約500円/個。人を検知したかどうか(デジタル)の他に、データシートによるとLOADと呼ばれる出力があり、センサーの反応具合を出力するようです。これがオープンコレクターと理解しています。

上段に3つの出力ピンがあり、下にLOAD出力のピンが2つあります。

本センサーを2個購入し、チェックしましたが動作確認はできませんでした。原因はわかりません。PaPIRsで動作確認済のArduinoのシリアル通信モニタ機能を使って調べましたが、人体に反応せず、常に0が通信されていました。

本センサーには、明るさ、センサーの感度、遅延時間の調整つまみがあり、柔軟な対応ができそうでしたが残念です。

データシートは英語ですが、部分的に中国語が書かれており、漢字の読める日本人であれば意味を推察できるレベルです。

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