3Dプリンタートラブルシューティング

デジタル屏風では、周波数領域ごとに音量を調整できる音質調整スピーカーを開発しています。

筐体の作成は3Dプリンター(flashforge社のfinder)を使って製作しています。3Dプリンターを使う前には、アクリルパネルやプラスチック容器作成業者への発注等の代替手段を検討していましたが、アクリルパネルではどうしても手作業故の粗雑さがでてしまうこと、プラスチック容器作成業者への発注はコスト高であることから、3Dプリンターでの製作になったのです。3Dプリンターを仕様する場合、設計を自らがやらなければならないという手間がかかるものの、3Dプリンターの本体や樹脂であるフィラメントの価格はそれほど高くはなく、使いこなせれば製品として安定して供給できると判断したのです。

しかし3Dプリンターを使用する上でも色々な問題があり、現時点でも安定した製作プロセスの模索中です。以下に現時点での3Dプリンターでのトラブルシューティングを参考にまとめます。

【トラブル1】製作物がプレートからはがれてしまう。

裏から拡大して見るとこんな感じ。

【対策1】

ノズルとプレートを近づける。flushforge社のfinderでは水平出しと呼ばれるノズルとプレートの位置を調整する機能がありますが、それをやった直後でも近すぎたり、遠すぎたりといった事象が発生しています。この事象の場合は調整ねじにより微調整を行うことで解決しました。特にプリント開始直後は当該事象が発生していないか注視する必要があります。最初にはがれていると満足するものができません。

【トラブル2】作成開始直後フィラメントがプレートにのらない。フィラメントの押し出し時にトントン音がする

【対策2】

プレートとノズルを少し遠ざける。水平出しを環境した直後でも当該事象が起こることがあります。プレートのねじを回すことにより微調整を行います。トントンという音は、フィラメントを押し出すモーターが空回りをする音のようです。ノズルとプレートが近すぎてフィラメントを押し出すことができずモーターが空回りしている状態です。プリント開始当初はこの事象がおきていないか注視する必要があります。

【トラブル3】印刷物の表面にぶくぶくができる、むらができる

【対策3】

stlファイルからのスライスをやり直す。あるファイルでは繰り返し当該事象が発生するので、flushprintでstlファイルから印刷パラメータファイルを再生成すること当該事象がなくなりました。

この事象が発生すると、粘着したフィラメントを剥がすのが大変です。筆者は落書きおとしスプレーを吹きかけ、彫刻刀を使って張りついたフィラメントを剥がしましたが、なかなか大変な作業です。

【トラブル4】プリント作業がストールする。3Dプリンターを強制電源OFFせざるを得ない状況になった。
【対策4】

プリント作業中はPCで操作を行わない。原因はわかりませんが、当該事象が発生したときに3DプリンターにUSB接続したPC上で操作を行っていました。

【トラブル5】フィラメントの射出量が少なくなる。パサパサの製作物になる

【対策5】

ノズルとテフロンチューブ交換する。テフロンチューブが炭化して十分な量のフィラメントが供給されなくなっていました。

【評価中のポイント】

3Dプリンターのフィラメントが複数の会社から販売されており、価格もまちまちです。どの会社のフィラメントが良いのか評価し、判断したいと思います。

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