デジタル屏風では音楽に光が連動する光音競演コンピュータを開発しています。現在アンプやスピーカーを使った新製品を開発中でその筐体の作成に3Dプリンタを使うため、3DCADソフトウェアFusion360を使って3DCADを行っています。Fusion360を使うのは初めてではありませんが、今回は、球体を作成するため今まで経験したことのない操作もありその利用経験について記述します。

①GPUドライバの更新
②複数スケッチの正しい利用
③立体の切り取り方法のノウハウ

 

①GPUドライバの更新

Fusion360を新しいPCにインストールした後、起動したときにGPUドライバーが古いというメッセージが表示されました。GPUドライバーが古いと予期せぬ結果になるとのことで、転ばぬ先の杖としてGPUドライバーの更新を行いました。インテルドライバー&サポート・アシスタントのページから更新します。トラブルなく更新を終了しました。

②複数スケッチの正しい利用

今回の製作物は平面を回転させて半球状の物体作りますが、物体の平面図はそれなりにできているのですが、回転させるときの物体の指定が出来ませんでした。なぜなのか原因を調査したところ、この平面図が二つのスケッチを合体したものでした。回転させるときに指定できるのは一つのスケッチということで単一スケッチとして再作成したところうまく回転できました。

単一スケッチに直したところ。図形の中身がピンクに色が付いています。

回転させてできた物体は以下です。

なおこの誤りは「Fusion360操作ガイド ベーシック編」(三谷大暁他著)によると初心者によくある誤りということで注意されています。

③立体の切り取り方法のノウハウ

今回の製作物は半球状の外からボルトとナットで固定させるものです。そのため半球同士の接合部にボルトとナットを差し込む空間を切り取らなければなりません。その操作は円柱の「切り取り」という操作でできると思いトライしてみました。設計ポイントとしてはボルトとナットで雪像する関係で2つの半球が接する部分は切り取らず、2ミリメートル離れた部分から切り取るということです。下の図のようなイメージです。

しかし実際に直接「切り取り」で操作すると、2ミリメートル離れたところという指定がうまく出来ませんでした。

そのため以下の方法でこれを実現しました。

①一旦円柱を別ボディとして作成する

②その円柱を「修正」→「移動」で垂直方向に移動し、接合部から2ミリメートル離した位置に移動させる

③「結合」→「切り取り」で、ターゲットボディに本体を指定し、ツールボディに円柱を指定する

これにより2つの半球をボルトとナットで外から接合できるようになりました。

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