デジタル屏風では、音楽に光が連動する音光共演コンピュータの開発を行っています。新製品のプロトタイプの作成を行っています。新製品の電子回路は目処が立ち、スピーカーと電子回路を格納する筐体の作成を行っています。筐体の作成には3Dプリンタを使用します。光音競演コンピュータの筐体は、3Dプリンタで製作しましたが、3Dプリンタを購入する前はプラスティック加工業者に見積もりを依頼したところ30個で約50万円、1個あたり1万数千円の費用でした。一方で3Dプリンタを使うと3Dプリンタの購入費(家庭用廉価版で数万円)と設計作業などがかかりますが、1個当たりの材料費は数百円で抑えることができます。費用面で革新です。

3Dプリンタに入力する設計図は3DCADソフトウェアを使って作成します。デジタル屏風ではFusion360というソフトを使っています。市販の「Fusion360操作ガイド ベーシック編」(三谷大暁他著)に3Dプリンタに入力する設計図(STL形式)については詳しく説明されています。Fusion360の必要動作環境については本書籍に紹介されています。CPUやメモリは比較的強力なものが必要となります。必要なメモリについては4GB以上推奨と記載されていますが、筆者が4GBと8GBで動作を比較したところ、8GBの場合により快適な動作をしました。4GBではストレスを感じました。

3D設計図を作成する上で最も基本となるのが「押し出し」と「回転」です。これらは平面を立体にする動作です。下図にその概略を示します。

光音競演コンピュータでは、立方体を「押し出し」を使って筐体を作成しました。

新しいプロトタイプでは、回転を使ってスピーカーを格納する球形の筐体を作成します。

「押し出し」「回転」の操作以外にブーリアン演算という操作も重要となります。代数のブール代数と考えは同じです。2つの基本系を和や差を使って組み合わせる方法です。これにより球に穴を明けたり、複数の部分をくっつけたりという操作が可能となります。

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