デジタル屏風では音楽に光が連動する光音競演コンピュータを開発しています。新製品を開発するために試作を行っています。

現在取り組んでいるのは、スピーカーに送る電流の大きさに応じてLEDの光の光度を変える仕組みです。この仕組みには電流を増幅する仕組みが必要であり、バイポーラトランジスタ2SC1815GR(秋月電子で購入。10円/個)とMOSFET IRFU120NPBF(秋月電子で購入。50円/個)を試作品で実際に比較したところ、音を表す電流をより敏感に捉えるトランジスタはMOSFET(IRFU120NPBF)であると判断しました。しかしMOSFET(IRFU120NPBF)を使っても、スピーカーから出る音が小さめになるとLEDが光りません。課題として認識していました。

そこでMOSFETの色々な型を探して、EKI04027(秋月電子で50円/個)が適しているのではないかと注目しました。秋月電子の販売サイトでは各トランジスタのデータシートを参照できます。EKI04027はLow Total Gate Chargeとうたわれており、Gate Threshold VoltageがMinで1.0Vになっています。IRFU120NPBFのGate Threshold Voltageは2.0Vです。要はより少ない電圧でgateを開くということです。

◆写真左がIRFU120NPBF、右がEKI04027。

実際に同じ回路を並列で用意して使ってみると、やはり小さな電流に対しての反応が敏感でした。少し小さめな音であってもちゃんと光りました。下の写真が小さな音をスピーカーで流したときの様子です。左側がEKI04027で、IRFU120NPBF側のLEDが点灯する前に点灯しています。

両方が光っている状態でも左側のEKI04027の方が明るく光っています。

多数のMOSFETが存在するので、用途に合わせてどのMOSFETを使用するのか、についても電子工作を行う上では重要なポイントです。

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