デジタル屏風では、音楽に穂刈が連動する光音競演コンピュータを開発しています。お客様の困り事を解決するための新製品を開発するためアンプキットを使って、音のモニタリングと加工を試しています。

まずは用途に応じたスピーカをコントロールすために、アンプキットの試作を行いました。試作においては「電子工作大図鑑」(伊藤尚未著)を教科書とし、「ペンケーススピーカー」を参考にしました。

当該書籍に記述されたペンケーススピーカー。

電子部品については、基板付きのキットを3種類購入しました。

◆キットA:Panasonic AN7173K搭載ステレオオーディオパワーアンプキット(12.5Wx2)(秋月電子で680円で購入)

◆キットB:TA8270KLステレオオーディオアンプキット(4.6W+4.6W)(秋月電子で700円で購入)

◆キットC:非ステレオアンプキット(アマゾンで約300円で購入、中国の会社から配達、説明書なし)

◆アンプキットの比較

実際に工作したのは、キットAとキットBです。最終的にうまく動作したのはキットBです。まずキットCは説明書がついておらずその時点で工作を断念。部品の数も他のキットに比べて少ない。放熱板もごく小さい。

◆キットAの試作

キットAを組み立てたが、電源を入れると雑音が消えない、ステレオ音声をステレオミニプラグから入力するようにしていたが、このプラグを入力機器に挿したときと、外したときに雑音の程度が異なる。この部分に問題があるとにらみミニプラグを入力機器から外して指で触ってみると、触ったときと触っていないときで雑音の音量が変わる。上記教科書では、ミニプラグから音声を入力しているが、どうもミニプラグでは電気的に雑音がはいりやすいようだと判断。入力端子をミニプラグからミニジャックに変更し、少し改善。ミニジャックでの改善後も雑音が消えなかったので、キットAの評価を中断。キットBの評価を開始しました。

◆キットBの評価

キットBは秋月電子で開発・販売しているアンプキット。その時点で実績があると安心しました。キットAには無かった入力音のボリューム調整機能(半抵抗)があるのもメリットです。出力は4.6WでキットAの12.5Wに比べて少ないですが、どのくらいの音量・音質なのかは実際試してみた判断したいと思います。

説明書には入出力の配線について特別な注意が書かれています。「ノイズ防止のため、ばら線で適当に接続するのではなく、入力には同軸ケーブル(シールド線)、出力にはスピーカー専用ケーブルを使用されると良いでしょう」と記されています。上記教科書に説明されたペンケーススピーカーではばら線で配線してありましたが、どうもノイズを防止するためには、同軸ケーブル(シールド線)の使用が重要なようです。考えて見れば微弱な入力電流を大きな電流にするのがアンプの役割であるため、入力電流は繊細に扱わなければならないのも道理です。「適当に接続するのではなく」の注意書きが身にしみました。おそらく同じような誤りが色々なところで繰り返されているのでしょう。同軸ケーブルおよびスピーカー専用ケーブルを購入してみました。

線と線がしかっり絶縁されているので、これなら雑音も防止できるのではと感じました。3つの線を同時に格納できるので、一本の同軸ケーブルでステレオ音声を取り込むことができます。

スピーカー専用ケーブルも2つに線がしっかり絶縁されています。

キットBで同軸ケーブルとスピーカー専用ケーブルを使うことできれいな音が出るようになりました。電源は9Vの積層電池です。

小型のスピーカーで試していますが、音量および音質はまずまずです。

 

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