デジタル屏風では音楽に光が連動する光音競演コンピュータの開発・販売を行っています。困り事を解決する新商品を開発するため加齢による難聴について調べています。現在まで調べた文献では、大きな音を長い時間聞いていると耳の聞こえが悪くなるということがわかりました。しかし一旦悪くなった聞こえはどのようにしてよくすることができるのでしょうか?そのため「1分で『聞こえ』が変わる耳トレ!」(小松正史著)を読んでみました。付録CDに録音されている音をその特徴(音の高低や強弱、左右どちらかなど)を意識しながら聞き分けることにより耳をトレーニングすることができるというものです。CDに録音されている内容は、電車の音であったり、鶏の鳴き声だったり、せせらぎの音であったり、いわば自然界にある音を使っています。こういった地道な努力をしないと、聴力はトレーニングできないのだなと感じました。

筆者もこの付属CDを3回ほど試してみました。心地良い音で思わず目を閉じて集中したくなる音が多いのですが、トレーニングした成果(耳の聞こえが良くなった)を実感するまでには至っていません。もう少し継続して、どのような音がトレーニングに有効なのかを見極めたいと考えています。

本書の最後には、読者からの使用体験が書かれています。全部で21の読者からのコメントが記されています。標本の数は少ないですがどのような傾向があるのか読者の年齢別に調べて見ました。読者のコメント数の約半数が40歳台と50歳台の読者からのもので多くなっています。読者の症状を、①影響小の難聴、②影響大の難聴、③耳鳴りの3つに分類してみました。

①影響小(会話が聞き取りにくいなど)の難聴は、9例と数が多く20歳台から70歳台までほぼ均等に分布しています。若い人の場合は突発性の難聴や脳の手術の結果など、重大な病気に起因した難聴が多くなっています。

②影響大(会話だ聞き取れないなど)の難聴は。4例で40歳台と50歳台が多くなっています。

③耳鳴りの悩みは5例で50歳台に多くなっています。

以上から40歳台、50歳台の方が耳に関するトラブルが多いと感じられます。多くの場合、いきなり重症になるのではなく最初は軽度のトラブルであることもわかりました。この軽度の段階でトラブルの進行具合が簡単にチェックすることができ、聴力回復トレーニングを適宜積んでいくことが出来れば、多くの人の困り事が解決できるのではないかと思いました。

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