デジタル屏風では、音楽に光が連動する光音競演コンピュータの開発および販売を行っています。加齢による難聴の困難を排除するため、補聴器(医学的に承認されている)や集音器(医学的に承認されていない)の機能性について調査しています。MOMAKQ充電式耳かけ集音器(約8,600円)を購入し試しています。しかしこの集音器をしよう中はザーっという音が間断なく聞こえました。雑誌「よくわかる補聴器選び」(八重洲出版)では、補聴器の重要な特徴として、補聴器が入力した音を雑音、話言葉、音楽と分類し、状況に応じてこれらを取捨選択することが重要な機能の一つであると触れられています。

補聴器が一体どのようにしてこれらの音の分類が出来るのか考えて見ました。雑音、話言葉、音楽といった音の種類が周波数で特徴つけられるのであれば、デジタルフィルタが有効ではないかと考えました。「C言語ではじめる音のプログラミング」(青木直史著)では、「第6章 音を分離する」にてデジタルフィルタについて詳しく説明しています。単純化すると、「時系列で記録された音の隣り合った2個のサンプルの平均をとることで細かなディテールを平滑化する」方法です。「時間領域でのこのようなたたみ込みの操作が、周波数領域では乗算として定義される」という特徴が、フーリエ変換のアイディアと共通するものがあるというのです。フーリエ変換は時系列に並んだ音の強弱のデータから、周波数ごとの特性を抽出する驚くべきアルゴリズムです。フーリエ変換は光音競演コンピュータが音楽の波長を瞬時に捉える部分でも利用しています。この偉大なアルゴリズムの活用方法がもっと無いかと思っていました。おそらくは補聴器の中でもこのデジタルフィルタが使われており、周波数ごとの阻止や通過、あるいは強調といった操作が行われているという想定です。

光音共演コンピュータ

たとえば言葉の周波数ごとの切り分けや強調ができれば、まだ単純なアイディア段階ですが、単に雑音を排除するだけではなく、聞き取りにくいたとえば「ち」と「し」の区別にフォーカスし、強調する対応も可能ではないか、と考えました。

 

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