◆低価格で精巧な工作物をつくる3Dプリンタ

デジタル屏風では、音楽に光が連動する光音競演コンピュータを開発しています。現在この製品の筐体を3Dプリンタで作成しています。3Dプリンタについては今まで存在は知りながら、価格が高いのでは、と敬遠していました。しかし家庭用の機種も広く販売されており、製造コストも低く抑えられることがわかり、約5万円の機種を購入しました。この機種では、一辺が最大15cmの作品が製作できるということで、比較的大きなサイズの作品が製作できることが魅力です。光音競演コンピュータは一辺が約10cmの立方体です。コストについては、フィラメントと呼ばれる細いプラスティックが約200mで約3,500円で購入できます。1回当たり約20mのフィラメントが必要なので、1作品あたり約350円くらいの勘定になります。プラスティック業者に見積もりを依頼したところ1個あたり約16,000円だったので、3DCADの設計作業のコストを除外すれば格段に低価格ではないかと思います。

製作したのは、LEDの光を出す穴、ねじ穴、USBケーブルを通す穴をもつ厚さ2mmの1辺10cmの立方体です。これを作成するときの台座も一緒に出力されます。見事な精巧な作品が完成しました。

◆3Dプリンタでの製作にかかる時間

家庭用の廉価版3Dプリンタを利用しているので、製品の作成にかかる時間が長くなります。標準モードで約7時間かかりました。

高速モードというのもあり、試して見ました。完成までの見積もり時間は3時間と約半分でしたが、台座を作成する段階で出力がぐちゃぐちゃになってしまい、中断し利用を諦めました。

◆3DCADの利用について

3Dプリンタを利用するために3DCADでデータを作成する必要があります。Fusion360というソフトを使っていますが、市販本の通りに操作してもうまくいかない部分もあり、試行錯誤しながらの作業となっています。

インタネット上に多数の作品の3DCADデータが公開されており、それらをダウンロードすることで人気のフィギャなどの作品を自作できるようです。

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