デジタル屏風ではデジタルメディアをコンピュータで活用する活動を推進しています。音楽に光が連動する光音共演コンピュータなどを開発しています。コンピュータを活用する際には、マイクなどのセンサとLEDのようなアクチュエータが重要な役割を果たします。このセンサとアクチュエータの働きが成熟している領域としてロボット掃除機があります。筆者も興味があったのでiRobot(Roomba)を購入し、ロボット掃除機を実際に体験してみました。

本ロボット掃除機は、無線通信、カメラ、物理的接触の検知など様々な機能を有しています。スマホから遠隔制御することもできます。基地と呼ばれる場所からスタートし、カメラ等により部屋の形を認識し、隅々まで掃除する機能を持っています。人間が掃除すると10分くらいで完了すると思われる広さの部屋を40分かけて繰り返し往き来していました。完了時には基地に自分で戻ってくれます。途中地を這わせていた電源ケーブルに足を絡ませて立ち往生した以外は大方問題なく動作しました。大変きれいに掃除してくれました。手間がかからず素晴らしいです。

筆者の家では和室と洋室の間に2~3cmの段差があります(和室のほうが洋室より高い)。iRobotはこの段差を降りることが出来ますが、登ることが出来ませんでした。洋室から掃除を始めると、和室を除いたスペースをきれいにしてくれますが、和室から掃除始めると掃除途中で洋室に行ってしまい、和室に戻ってこれないという事態も発生しました。和室を掃除するときは、間仕切りをして洋室に降りないように工夫することで回避しました。

30年前にワードプロセッサが普及したときに、タイプライターという職業が無くなってしまうのでは、という危惧がありました。この30年を振り返って見ると、タイプライターという職業はなくなり、誰でもPCなどを使って活字の文書を作成するのが当たり前になりました。それと同じように掃除もロボットが行い、人間はロボットの集めた埃を捨てるだけという時代が近いうちに来るのではないか、と思いました。

Follow me!