■LEDの長寿命と低消費電力によるメリット

音楽に光が連動する光音共演コンピュータでは、空間を光で演出するためハイパワーLEDを使用しています。当該ハイパワーLEDではR(赤)、G(緑)、B(青)の3色の強度を調整することにより様々な色を発光することが可能です。

(光音共演コンピュータで利用しているハイパワーLED)

ハイパワーLED

LEDには主に以下のメリットがあります。

●低消費電力

光音共演コンピュータでは、PCのUSBインタフェースから取るわずか5Vの電源で、Arduino Uno本体の動作も含めた電源をまかない、まばゆい光を放ちます。ハイパワーLEDを利用するときに、熱対策は重要となってきますが、求める明るさに対する必要電力が少ないことから、放熱対策がそれほどネックにはならないとの実感です。街中でもLEDを使ったイルミネーションを良く見かけますが、多数のあかりを低消費電力で稼動させることができるのが、実現の主要なポイントになっていると考えます。

(写真はお台場の観覧車。黒い亀が左から右方向に動いている)

●長寿命

電球は長時間使っていくと切れてしまいます。予め決められた平均寿命が決められています。LEDの場合はその仕組み上ほぼ切れることがないといわれています。街中のまばゆいイルミネーションも寿命が短ければ、交換にかかる手間などで実現することは困難だったでしょう。

■LEDを使ったプロジェクターの利点

プロジェクションマッピングのように動画を壁に大画面で映し出し、デジタルメディアを楽しむ際に使用するプロジェクター。最近LEDを使ったプロジェクターの話を聞くことがあります。筆者の経験に基づき、LEDが解決する従来型プロジェクターの課題について考えて見ます。

●プロジェクター本体のファンの音と放たれる熱風

筆者が所有している従来型ランプを搭載したプロジェクタでは、ランプが熱くなりやすいためか、プロジェクタ本体のファンが比較的大きな音を出して回り、近くにいるとその風が気になります。特に夏は不快です。LEDを搭載したプロジェクターを利用した経験では、ファンも小規模になっていて、放たれる風も少ないように感じました。

●プロジェクターのランプの交換の費用と手間

筆者が所有している従来型ランプを搭載したプロジェクターでは、ランプの平均寿命が何万時間と決められています。平均寿命なのばらつきがあり、これより短い時間で切れてしまうことがあります。しかもランプが切れたときにはランプの交換が必要であり、コストも何万円かがかかり、手順も大変そうです。これに比べてLED搭載のプロジェクターの場合には、ほぼ交換が不要ということでランプ交換の心配はなしです。

LEDを使ったプロジェクタの品ぞろえはまだ十分でないように感じます。特に大画面で近距離で映し出す機種が待たれます。

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